他国の領土を購入? グリーンランド購入?
次期大統領のトランプ氏がグリーンランドを購入すると宣言して、デンマークからグリーンランドは売り物ではないと反論されていますが、アメリカでは着々と購入交渉の準備が整いつつあるのかもしません。テネシー州の下院議員等12人の共和党議員から、「Make Greenland Great Again Act」という大統領にデンマークとグリーンランドの購入交渉について権限を与えるという法案H.R.361が提出されました。
アメリカは、他の国から国土を購入して国土を広げた歴史があります。一番有名なのが、1803年のLouisiana
Purchase(ルイジアナ購入)です。もともとフランス領だったのですが、イギリスとの戦争のために資金が必要であったナポレオンが、売却を決断しました。ルイジアナと言っていますが、現在のルイジアナ州に限られず、現在のアーカンソー州、ミズーリ州、アイオワ州、オクラホマ州、カンザス州、ネブラスカ州の全部と、ノースダコタ州やサウスダコタ州の大部分、モンタナ州、ワイオミング州、コロラド州の一部が含まれている広大な土地です。
それ以外には、1867年、当時ロシア帝国の植民地であったアラスカを購入したアラスカ購入があります。クリミア戦争で、フランスとイギリスに負けたロシア帝国は資金不足に陥り、アラスカの売却を希望したようです。ただ、アラスカに資源が豊富であるということが判明するまでは、アラスカ購入を批判するアメリカ人は多かったようです。
因みに、条約は上院によって比準することが必要ですし、議会による購入資金の承認も必要になります。