関税の物価への影響を判断するのは困難?
3月19日に連邦準備理事会(Federal Reserve Board (FRB))は、理事会にて政策金利の据え置きを決定しました。その後の理事会議長への質問の際には、関税の物価への影響についても質問が出ていました。パウエル議長は、関税の物価に与える影響について、物価が上がった場合に、どの部分が関税による影響なのかを判断するのは非常に困難であると答えていました。その例の一つとして挙げていたのが、洗濯機に対して関税が課された時の事例です。これは、関税の物価に与える影響を説明する際によくあげられるので、ここでご紹介します。
以前、洗濯機に対して関税が課された際に、洗濯機の価格は上昇しました。これは、関税による費用の増加を消費者が負担した結果となります。しかし、不思議なことに通常洗濯機と一緒の販売される乾燥機の値段も上昇しました。それも乾燥機には関税はかけられていないにもかかわらず、上昇したのです。
つまり、関税によるコスト増は、どの部分の価格に影響するか予想するのは難しいということです。