下院議長はどうやって選ぶ?
下院議長は、正式には、「speaker of the United States House of Representatives」ですが、ニュースなどでは、「speaker of the House」と言われることが一般的です。この下院議長には、重要な役割があり、会期が始まって、まずは下院議長を選任しなければなりません。
下院議長の議長としての権限については、別にお話しする予定ですが、大きな権限を有するので、誰が選ばれるかについては注目が集まります。現在共和党議員が多数ですが、民主党議員の人数とが僅差である次期議会では、特に下院議長の選挙に注目が集まっています。
現在の下院議員数は、435名ですが、下院議長の議長として選ばれるためには、過半数、つまり、218票が必要になります。つまり、例えば、Aさんに投票する議員と、Bさんに投票する議員と、Cさんに投票する議員がいて、Aさんも、Bさんも、Cさんいずれも過半数の票を獲得できなかった場合、議長が選ばれないという問題が生じます。そこで、共和党内が多数党であるとはいえ、一部でも、他の人に投票する人がいれば、議長が選任されないことになります。その場合、時間をおいて、その間に、党内で調整や説得を行い、再度投票を繰り返すことになります。Kevin
McCarthy議長も、Mike
Johnson議長も、複数回の投票が必要だったのは、記憶に新しいです。
因みに、下院議長は、通常下院議員の中から選ばれますが、必ずしも下院議員である必要はありません。