ESGに反対?!

 日本では、ビジネス界がESGとか温暖化対策とか、声高々に唱えています。日本のニュースではESGという言葉が飛び交っています。ですから、アメリカでESGに反対する動きや、温暖化の原因は化石燃料の使用にあるという科学者の意見に反対する人がかなり多くいますと説明すると、信じてもらえないことも多いです。

アメリカでは、特に政治的な主張として反ESGを唱える政治家はかなりの数います。そのような人たちの前で、ESGの重要性を力説しても、その場をしらけさせてしまいます。ですから、特に共和党の議員と面会する機会がある日本のビジネスパーソンは、その場でESGという言葉で説明しても大丈夫なのかどうか、事前に下調べをしておく必要があるでしょう。「クリーンエネルギーの説明をする際にESGという話をしなければ、ビジネスができないではないか」と思う方もいらっしゃるかと思いますが、そんなことはありません。

例えば、共和党が大勢を占めていて、反ESGという概念が浸透しているテキサス州では、太陽光発電が盛んです。要するに、経済が繫栄して雇用が増えて、政府から補助金が得られてお金が儲かるという話し方でビジネスを進めていけば、たとえ、政府が補助金を出すことにした根底にある概念がESGであったとしても、そのあたりは無視してビジネス上の利点で判断をするわけです。

つまり、アメリカでビジネスをするには、政治問題や政治的な概念に足を踏み入れないようにして、このプロジェクトは相手方にビジネス上どのような利点をもたらすのかに焦点を当てて、話を進めていくことが非常に重要ですね。

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